1/144ビルトビルガー重装型製作記
「ヒュッケバイン」に続き「1/144ビルトビルガー重装型」を製作しました。
まず「ビルトビルガー」について説明しますと、
「第2次スーパーロボット大戦α」のリアル系主人公機として初登場。
デザインはカトキハジメ氏で、アーマーを外すと高機動型にもなる機体です。

キットは仮組みしてみて、武装類のギミックや造形の点では素晴らしいキットです。
ガンプラと違ってエッジがシャープで、いくつかのボディ裏にデティールあるのも魅力の一つ。
しかし、可動の点ではアゴ引きや腰の横スクロールがほとんどできず、
重装型だけあってガッチリした体格は正直好きではないです。

なので、製作方向としては等身を高くし可動にも気を使って改造。
模型雑誌にまだ作例がなかったので、GKの「ビルトビルガー」や
HJ2004年7月号に掲載されていた「ヒュッケバイン」を参考にしています。



【頭部】
横に広がっていた形状を修正するため、
サイドのブレードパーツを頬当てから切り離し
プラ板で作った頬当てとダクトを頭部に接着。

ブレードパーツは切断した箇所をパテで整え、
接続を真鍮線にしています。

フェイスはシャープに削り後ハメ化。

【胴体】
アゴ引きができるよう首を
市販のマイナスモールドを使い延長。

ボディ前面を1.3mmほど延長。

肩軸はスペースの都合上、
コトブキヤ「ダブルジョイント(S)」を使って
前後スイングをできるようにしました。
肩の位置は3mmほど後方に移動。

【脇・腰部】
腹の下面を1.2mm延長。
腹(下段)側面を削りこみ
スマートなラインに修正。
同時に腰部の腹部が接触する部分を削り
横スクロールを拡大させています。
腰との接続はボールジョイントに変更。
隙間が見えないようプラ板でカバーを製作。

股間部をデザイン画のように角度を上向きに修正。
股軸をギリギリまで下に位置変更し、
左右1mmほど延長して
脚部を大きく広げられるようにしています。

【スカート裏】
肉抜き穴をパテ埋めした後、
エバーグリーンの細切りプラ板等を使い
ディデールアップ。

リアのサイドを一旦切り離し
真鍮線で接続して左右独立可動化。
【肩アーマー】
肩軸に通すフレームをL字にし、
アーマーとの接続をボールジョイントに改造。

肩アーマーを接着面で1.5mmほど幅詰め。

肩先ダクト内部を
スリッド入りプラ板や0.5mmプラ板で作り直し。

【肩・肘間接】
肩間接の肉抜き穴をパテ埋め。

肘関節はPキャップを使って二重間接化。
Pキャップと間接との接続は
真鍮線を通しています。
間接裏はPキャップが見えていたので
プラ板を貼り付け。

上腕の下面を膝間接の二重化に伴い0.5mm延長。

【二の腕】
肘アーマー裏をディテールアップ。

手首カバーの口を大きく削り
手の可動範囲を増しています。
横に付けるアーマーの裏を
プラ板等でディテールアップ。

手は指間接と甲を削り込み。

【太もも・膝関節】
膝間接がひ弱だったため、
左右の側面に0.3mmプラ板を貼り付け。

【すね】
足首の延長に伴い、
すその部分を1.2mm〜3mmほど延長。
同じくアンクルアーマーを3mmほど延長。
パーツ裏をパテやモールド入りプラ板で
塞いでいます。

【足・足首】
足首間接を3mmほど延長。
脚部との接続をボールジョイントに変更。
つま先を1.2mmほど延長。
足のサイドはデザイン画のように
プラ板を貼りたし奥行きを出しています。

【テスラ・ドライブ】
フィンをプラ板で作り直し。
フィンとフィンとの間にエバーグリーンの
スリッド入りプラ板を貼り付け。
「テスラ・ドライブ」の接続をボールジョイントに変更。

【マシンガン】
銃身のパーツを3mmほど延長。
後部の下面を0.5mmプラ板を貼り足し
ボリュームアップ。

【改修後】
素組み時のガッチリした体形から
脱却できたと思います。
中でも首の延長でアゴ引きができ、
肩の幅詰めと位置を後方に移動したことで
上手くまとまったように思いますがどうでしょう。

【その他の改造箇所】
コールドメタルソードの刃を薄く削りこみ。
一部のスラスター内部をスリット入りプラ板に変更。
モールドを彫り直し。
塗り分けする箇所の色と色の境をエッチングノコで溝彫り。
表面処理は400番→600番→800番→1000番のフィニッシングペーパー。

【塗装】
瓶サーフェイサー1000番を吹いた後
白:ホワイト+ガルグレー少量
赤:キャラクターレッド+ホワイト+蛍光レッド少量
黄:キャラクターイエロー+ホワイト+蛍光オレンジ少量
(赤・黄は下地に白を塗って発色を良くしています)
青:キャラクターブルー+キャラクターレッド+パープル+ホワイト+蛍光ピンク少量
関節:ニュートラルグレー+ネービーブルー+マホガニー
ライフル:ニュートラルグレー+ブラック
ソードの刃:ライフル色からスーパーファインシルバーを軽く吹きかけ。

塗装終了後、墨入れと部分塗装を行い、
ライフル、ソードの刃のみ光沢、
残りはスーパークリアー2(60%)+つや消しUVカット(40%)を吹き、
ソードの刃をコンバウンドで磨いて、
カメラアイ等に「オーロラシャインおりがみ」を両面テープで貼り完成です。

【あとがき】
元の造形が良いだけに、パテを使っての大きな修正はせず
カッコいいプロポーションになって満足です。
カラーリングは「オリジナルジョネレーション2」のパッケージを参考に、
黄色でアクセントを入れ、設定画の薄いグレーを抜いて白を基調にしました。
ガラリと変わった印象せず違和感は無いかも。
それにしても、こうエッジがシャープだと、マスキングを剥がすときや
墨入れ時に綿棒で強く擦るとエッジの塗膜が剥がれるのは最悪……(汗
マスキング作業も3時間とか5時間やってけっこう大変でした。

[2004年12月1日完成]


1/144ビルトビルガー重装型ギャラリー

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